Monthly Archive for January, 2007

A small unwelcome guest

それは昨日の出来事。

晩御飯のチリビーンズを煮ている間、私とタリクはリビングのソファーに座っていた。
タリクはパソコンいじって、私は日本の友達ユウちゃんと電話をしていた。

ふと気がつくと、我家の二匹のネコがねずみのおもちゃを追いかけて遊んでいる。
うちには電池さえ入れれば動く状態の、リモコンで操作できる小さなねずみのおもちゃがあるので、「あーやっとタリクが電池買って、遊べるようにしたんだなー」なんて思って見ていると、

ちょ、ちょっと待てよ。あのねずみの動き妙に早すぎない?

リモコンを動かしているはずのタリクが、不思議そうに私と同じようにねずみを見ている。
顔を見合わせたその瞬間 「ぎゃーーー!! ほ、ほんもの???」 二人ソファーから飛び上がる。

私はまだゆうちゃんと電話したまま、ただあたふたする。
そして逃げ回るねずみを追い回す、二匹のネコのしっぽを引っ張って攻撃を阻止する。
タリクもあたふたする。ねずみがどこに逃げるか追い回している様子。

ゆうちゃんとは久々の電話でしかも真剣な話ししてるのに、ねずみが出たからかけ直すねーなんて言えるわけもなく。。
ただただ耳と口は会話に集中、目はねずみとタリクとネコの格闘にくぎづけ状態。

結局ねずみは壁のすき間に入り込んで出てこないようなので、ひとまず電話の会話にまた熱中できて、無事ゆうちゃんにねずみ事件がバレずに電話を切ることができた。

さて、このあとどうする。

タリクのアイデイアで、掃除機の先のちっちゃいやつを使って、すきまに挟まったねずみを取りだし作戦に挑戦することになった。

二人が想像していたのはきっと、

1. ねずみが掃除機の先にすいついて出てくる
2. すかさず掃除機の電源を切る
3. ぽとっとねずみをごみ袋の中に落とす

それが現実は、

1. ねずみが掃除機の中にスポッて音と共に入っちゃった!
2. とりあえず掃除機の電源は切る
3. 死んじゃったかまだ生きてるかどうかでちょとケンカする

どこにつまってるか確認してもわからないので、結局ふたをあけてみると、なんとねずみちゃんの生存確認ができた。

掃除機の中のゴミやほこりと一緒に袋の中に入れたねずみちゃんは、信じられないくらい小さくて、しかもかなりカワイイ顔してる。
私もタリクも殺すことなんて絶対できないから、外にリリースしに行くことに即決。

マイナス20度の中、近所をちょっと歩いて空き家の前に置いてくることになった。
(アパートの近くに逃すとまた入って来たら困るから)

帰り道の二人の会話

私「袋の中でもこの寒さじゃ確実に凍死するよねーあのねずみちゃん。袋の中のホコリが守ってくれるかな」

タリ「外で凍死するか、家の中でねずみ取りに首ちょん切られて死ぬか、どっちが幸せだと思う?」

私「え。。わかんないんですけど。両方残酷すぎるよー」

私達って超偽善者。残酷な殺し方しちゃったなーって家に帰るなりブルーになった。
かといってねずみはかなりバイキンいっぱいで、飼うことなんてできないし。
たとえキレイなねずみでも二匹のネコに痛めつけられて殺されるに決まってるし。
ねずみちゃんとごきぶりにだけは生まれ変わりたくないね。

それにしてもどこからあの子ネズミちゃん入ってきたんだろう。
私のアパートの部屋は三階建ての三階だから、屋根に住んでるのかな。外から来たのかな。
いつも部屋はキレイにしてるつもりなのに(自分で言うなって?)ちょっとショック。

複雑な気持ちでいっぱいの出来事だった。